ペットの遺骨を庭に撒こうと思けど、自分で粉骨ってできるものなのでしょうか。
そもそも自分でペットの遺骨を粉骨してもいいものなんでしょうか。
自宅に眠る愛犬・愛猫のお骨壷いずれは自分の手で撒いてあげようと思っている方も多いようです。
本記事では年間1000柱以上の遺骨を扱う遺骨の専門家が、ペットの粉骨に関する疑問にお答えいたします。
ペットの粉骨って自分でしてもいいの?
はい、ご自身でペットの遺骨を粉骨しても問題ありません。
遺骨は愛するペットの生きた証です。
敬意の念を持って丁寧に粉骨してあげましょう。
ご自身が所有されているペットちゃんのご遺骨であれば、粉骨を自分で行なっても誰に咎められることではありません。
一度粉骨してしまうと、元の形に戻すことはできませんので、十分に他のご家族様ともご相談されてから実施されるのが良いでしょう。
自分で粉骨するメリット
粉骨を自身で行うかを検討するために、ペットの粉骨を行った際のメリットとデメリットについて挙げてみます。
それぞれのメリット、デメリットを考慮した上で、実際に自分で粉骨をするかどうか考えてみましょう。
自分で粉骨すれば費用はかからない
自分で粉骨すればお金はかかりません。
粉骨するにあたり、すり鉢などの自宅にある道具を代用できれば、費用はゼロです。
扱うのが遺骨であることを踏まえて家にある道具を使用してもいいかはしっかり家族と相談してくださいね。
信頼できる業者を探す必要がない
大切な遺骨です。
自分で粉骨をすれば、他の人に預けて遺骨を雑に扱われないかといった心配や、調べてもちゃんとした業者なのかどうか分からないといったを不安に悩む必要もありません。
自分で粉骨するデメリット
粉骨に必要な道具を結局揃える必要がある
粉骨をするために道具が必要です。
粉骨に必要な道具はあまり多くありませんが、最低限以下の3つを用意しましょう。
・乳鉢(すり鉢)
・手袋
・マスク
乳鉢を購入するのであれば3000円程度の費用で購入可能ですが、他の用途で使用しないなら、少しもったいない気もします。
もし、ペットの粉骨をご自身で実践するならこちらの記事が参考になります。
遺骨を砕く作業は精神的に辛い
なかなか遺骨を砕く作業というのは自分では心情としてできないものです。
ほとんどの方が粉骨を依頼する理由でもあります。
蓋を開けて、愛するペットの遺骨を眺めると、皆さん涙が自然と流れてきたり、遺骨を見て一緒にいた時を思い出されるたりしていらっしゃいます。
精神的に辛くなるようであれば遺骨を自分で粉骨する作業はオススメはしません。
遺骨が大きいと意外に時間と体力が必要です
遺骨の量が多い大型犬などの場合には、粉骨するのに想像以上に時間がかかるかも知れません。
手作業で綺麗なサラサラのパウダー状にするには時間をかけてゆっくりと遺骨をすりつぶしていきます。
特に大型犬の遺骨は固い部分も多いので、相当の体力も必要です。
立会い粉骨なら、自分で粉骨しなくて済みます
いかがでしたか。
上記で挙げたデメリットが気にならない方であればご自身で粉骨されても良いかも知れません。
もし、カノンにペットの粉骨を依頼される場合は、粉骨に立ち会って作業を見守っていただくこともできるのでご安心ください。
もちろん立会いは無料です。
また、粉骨後に必要なくなった骨壷は無料でお引き取りしますので、処分に困る心配もありません。
粉骨後もずっと自宅で保管して置けるように、乾燥・UV殺菌後に真空パックしてお返ししております。
やっぱり自分で粉骨するのは難しいと感じたは、どうぞお気軽にお問い合わせください。