小さくても家族の一員。長年連れ添ってきたうさぎちゃんとのお別れがきた時…
ご火葬後のうさぎちゃんのご遺骨をみなさんはどの様にされているのでしょうか。
うさぎちゃん達との別れを経験されたご家族様とお話をすると、
『手元に置いておきたいけれどずっと置いて置いてもいいのか。』
『パウダーにしてあげたほうが保管もしやすいのでは?』
『そもそも粉骨はうさぎでもしてもらえるのですかなど?』
など、ペット供養に関して情報の少ない中で、お悩みを抱えている方が多くいらっしゃる様です。
ここでは、うさぎちゃんのご遺骨を粉骨にしようと思っている方に役立つ情報をご紹介いたします。
うさぎちゃんの遺骨を粉骨してサラサラのパウダー状に
いつかは自然に還してあげよう。
そんな思いでご自宅でうさぎちゃんのお骨壷を供養されている方も多くいらっしゃいます。
でも、遺骨をそのままの状態で撒くのはちょっと気が引ける‥
散骨する前には、マナーとして遺骨を粉骨することが大切です。
また、パウダー状にすれば体積は1/3程になるので、今までの骨壷からさらに小さな骨壷へ移し替えをすることもできます。
通常、うさぎちゃんのご火葬後のご遺骨は、お骨の大きさにもよりますが、11㎝程の3寸のお骨壷~15㎝程の4寸のお骨壷・骨壷カバーにお納めされています。
粉骨すれば、極小のミニ骨壷や密閉できる小瓶、ペンダントやキーホルダーになど、小さな容器へ移し替えが可能です。
パウダー状にしたお骨をご家族、ご親戚で分骨し供養されている方もいらっしゃるようです。
ペットの粉骨も依頼すれば受け入れてもらえる?
- 人の粉骨の業者は知ってるけれど、ペットの骨も粉骨してもらえる?
- ペットの火葬のついでにしてもらうことはできるけど、パウダーだけで依頼はできるのか分からない。
- 大切な家族、ペットでもちゃんと丁寧に扱ってくれる?
- 散骨する予定はないけれど、パウダーにしてしっかりと長期保管できる様にしておきたい
人の粉骨業者だとペットはやっていないんですという所があったり、ペットの遺骨をパウダーにするという実績があまりなかったりする場合もあります。
愛するペットのご遺骨です。
粉骨を依頼するなら、誰しもが大切に扱ってくれる理解のある業者に依頼したいはずです。
カノンではペットちゃんの粉骨も人と同じ様にしっかりと責任を持って行わせていただいております。
ご希望のご家族様には粉骨の前にご遺骨を一部だけ分骨するといったことも可能です。
指先のお骨や可愛かった尻尾の骨を分骨したいなどのご要望にも、お骨のプロが丁寧にご対応いたします。
ペットちゃん専用の機械を使用して粉骨を行いますので、サラサラのパウダー状に加工できます。
うさぎちゃんのご遺骨のカビや湿気対策もしっかり行います
カビや湿気から遺骨を守るためには保管状態を良くして保存することが大切です。
遺骨は骨の中が空洞になっていたり、骨壷に納められた状態では骨と骨が重なり合い、隙間も多数ある状態です。
また、骨壷のままだと、骨壷の底部に湿気が溜まりやすく長年置いていた骨壷ではカビが発生していることも。
粉骨することで遺骨と空気が触れる表面積が減ることで、良い保管状態を保ち安くなります。
また、カノンでは粉骨後に紫外線照射による殺菌や真空包装による脱気を行うことで、長期保管できる万全の状態にしてお骨をお返しております。
うさぎちゃんの遺骨を自分で粉骨する場合
うさぎちゃんのご遺骨をご自身で粉骨にする場合、乳鉢等を使ってすり潰すことでにパウダー状にするのが最も簡単な方法です。
ご自身で粉骨するので道具を揃える程度で安価に粉骨することができます。
ただし、お骨を見ることで悲しくなってしまうという方や、自分の手で遺骨を崩したり、すり潰したりすることに心理的な抵抗のあるという方はご自身で無理にパウダーにされずに、専門の業者に依頼するのもひとつの方法です。
参考:ペットの遺骨を自分で粉骨する。
粉骨した骨をコンパクトにして自宅に保管する場合
お骨壷や小瓶へ納める際は和紙などを粉骨をお包みするように敷き、形あるお骨の場合と同様にシリカゲル剤等の乾燥剤を入れ蓋をしテープでグルっととめます。
自宅でできる最もしっかりとした処置は、粉骨したご遺骨を和紙で包み、チャック付きのビニール袋に入れ空気を抜き、乾燥剤と一緒に骨壷へ納め蓋をテープでとめるのがよいかと思います。
圧縮パック専用の機械がある方は利用されるとなお、保存状態が良いでしょう。
お骨はパウダーにしても形があっても保存状態が肝心です。
処置をしっかり対応し、大事なご遺骨を湿気から守りましょう。
ご自身で散骨をする場合のマナー(ペット編)
大切に育てられた家族同然のうさぎちゃんのご遺骨を、ご自身で「散骨」されご供養される場合、いくつかの注意点がございます。
ペットちゃんの散骨に決まりや法律はございませんが、「節度」=「マナー」を守らなければなりません。
一体、散骨におけるマナーとはどんなことを指すのでしょうか。下記にまとめてみました。
ペットの散骨マナー1:ご遺骨を細かくパウダー状に粉骨しておく
お骨はそのまま撒いたり、埋めたりしますと自然に還るのにとても時間がかかってしまいます。
埋葬した場合には動物などに掘り起こされてしまう場合も稀にございます。
また、骨が大きいと散骨付近へやって来た人に骨を目撃され、
人骨と間違えられ通報されてしまうなどトラブルになりかねません。
他の方に不快感を与えないように遺骨はパウダーにしてから撒くことをお勧めします。
ペットの散骨マナー2:散骨場所の承諾を得る
散骨する場所はどこでも良いわけではありません。
他の方に迷惑をかけないという配慮が必要です。
もしも、散骨をする場所が第三者の土地であれば必ずお声掛けして、承諾を得てから撒いてください。
また、公の場や、海であれば漁場や海水浴場などは避けましょう。
お骨をまくということについて抵抗のある方もいらっしゃいますので周りに配慮した対応が必要です。
ペットの散骨マナー3:周囲の方に邪魔にならないように散骨する
ペットのご遺骨を散骨するときは、周囲に人がいない静かな場所で行うようにしましょう。
散骨に対して良いイメージをお持ちではない方もいらっしゃいます。
繰り返しになりますが、人がいる場所で散骨をして、周りの方を不快にさせてしまう場合もあります。
もともと人が多い場所や、人の往来がある場所での散骨は避けましょう。
ペットの散骨マナー4:環境や公衆衛生に配慮して散骨をする
散骨をするときに一緒に好きだったおやつやお花などを添えたいという場合は、できるだけ少量にしたり、おやつは腐って臭いや虫を寄せ付ける物を避けることが必要です。
また、お花であればビニールのついた花束を流したり、置いてきたりすることは避け、花びらのみを一緒に撒く程度にして環境に配慮した散骨を心がけましょう。
うさぎちゃんの遺骨を粉骨されたご家族の体験談
うさぎちゃんの遺骨を粉骨をされた方は、実際どんな理由があってパウダーにされたのかを伺いました。
桜の花が綺麗に咲くのを楽しみにペットとの思い出を偲んで供養している。
パウダーにしてとっておくために依頼しました。
ご遺骨をパウダーにすることで、「埋葬」「散骨」のためなどの物理的なメリットだけではなく、ペットを見送った方にとっても心情的に良い変化をもたらしてくれることもあります。
ペットちゃんのお骨をパウダーにされる際の参考になさって見てください。