ペットの複数の遺骨を一緒の骨壺にまとめたい

大切なペットちゃんのご遺骨を粉骨にする理由の多くが
 
「骨壷をコンパクトにしておきたい」
 
「自然に還しやすくしたい(海洋散骨や埋葬をしたい)」
 
 
というかたが多くいらっしゃいますが、粉骨にされる理由はそれだけではありません。
 
 
「いつも一緒にいたから、これからも一緒に出掛けられるような形にしたい。」
 
「自然災害があったときに、すぐに持って逃げられるように。」
 
「外出先でも『お骨を持ってきている』と目立たないように・・・」
 
といった理由で粉骨をされる方もいらっしゃいます。
 
今回は、いつも一緒に出掛けていた子達だったからと、粉骨して一緒のお骨壺にお納めしたいという仲良しのワンちゃん達のお話をご紹介いたします。

仲良しのチワワちゃん達の粉骨を。これからも一緒に

お隣の市から、ご夫婦でカノンを訪れてくださいました。
 
カノンの姉妹店、宮城県の訪問ペット火葬「ふくふくやま」でご葬儀を執り行わせていただいた、チワワちゃんのご家族様。2匹ちゃんともとても長生きのご長寿犬でした。
 
2003年と2006年から一緒に暮らしたワンちゃんたち。ご火葬後はそれぞれ別のお骨壷に納められてご供養していましたが、とても仲よしだったので一緒にしてあげたい。
そして、新しい形でさらに一緒に暮らしたいし、できるならば一緒に出かけることも出来るならばと、ご依頼をいただきました。
 
それぞれのお骨をパウダーにお姿を変えさせていただき、どちらの子のお骨を分かるようにお包みして、小さな桐の箱にお納め致しました。
 
ご家族様は粉骨の様子を終始見守ってくださり、生きた証をご覧になっては涙する場面もありました。
 
おもかげを感じられるお頭の形や、可愛いしっぽのお骨、おててのお骨、粉骨にしたらもう見られなくなってしまうけれど、これからも永く一緒にいるため、状態良く保管できるようにするためにと、粉骨をご決心されたようでした。
 
2匹ちゃんのお名前が連なった、1つの小さな桐箱。これからもずっと、どこへでも一緒に・・・
 
「ずっと見せてもせって、それぞれの子を丁寧に粉骨していただいて、最後には一つの桐箱に納めてもらって・・・とっても安心しました。」
 
とお話をいただきました。愛犬ちゃんたちが納められたひとつの桐箱を大切に両手で包み込んで、最後は笑顔でカノンを後にされまし

粉骨後の手元供養の形。ご家族様のご希望をご相談ください。

カノンに粉骨をご依頼くださるご家族様の中には、「どのような形で粉骨後の遺骨を供養したいか」のご希望が決まっておられ、そのご希望に対応が可能かどうかをご相談くださる方もたくさんいらっしゃいます。
 
例えば、今回粉骨を行わせていただいたチワワちゃん達のご家族様のように、「それぞれの遺骨を粉骨にして包んで、1つの箱に納めたい」というご希望の方や、「個別に分けず遺骨を混ぜて、複数匹分粉骨してほしい」という方も。
 
また、「希望する遺骨の一部は粉骨をせず取り分けて、残りのお骨を粉骨してほしい。」など。
 
ご家族様によって、ご希望は本当に様々です。
 
私共の方で出来る限りのご希望に添えるよう、ご供養のお手伝いをさせていただきますので、
 
「こういう希望も叶えてもらえるかな?」とご心配がおありの際には、一度お問い合わせフォームやお電話にてご相談ください。
 
粉骨の工程やご希望の内容によっては、別途お見積もりを出させて頂く場合もございます。