「粉骨をお願いしようと思っているけれど大切な遺骨を雑に扱われないか心配。」
「ゆうパックで送るとなっているけれど、万一紛失されたらどうしよう。」
など、粉骨を依頼するにあたりご不安を抱えているご家族様もいらっしゃいます。
遺骨の持ち込みや立会い粉骨ができれば、そんな不安も解消されます。
ご自身の手で遺骨を持ち込めれば、運送会社による輸送途中の紛失や破損などの事故を心配する必要はないですし、
粉骨の工程を自分の目で見ることで、手元に返ってくる遺骨は間違いなく自分のものであることが分かります。
傍でどんな様子かを確認できれば何より安心です。
持ちこみOKの粉骨業者 カノン
宮城県仙台市に事務所を構える当店「カノン」は、
「ご先祖も、私たちも、後の世代も心安らかに、安心して粉骨や海洋散骨をご利用頂きたい。」
との思いから始まりました。
遺骨の持ち込みや、無料で立会いができること、明朗な価格であることなど、ご家族の方が安心していただけるようなサービスをご提案しております。
実際多くの方が、できるなら自分で持ち込みをして粉骨をしたいという希望を持っていらっしゃいます。
お骨壷が重くご自身では運ぶのが難しいので、遺骨だけは郵送で送るけれど、自分は電車で立会い粉骨にお越しいただいくということもありました。
郵送と立会い粉骨を併用したご家族様
仙台市へは新幹線を利用して来る距離にお住まいの方でした。
お電話にてお問い合わせをいただいた際、
「主人の遺骨なのですが、骨壺に入っていて重いので、ゆうパックで先に送って翌日に立会いをしたい。」
というご相談をいただきました。
陶器の骨壷に入った状態ですと、お骨壷の重さは5kg以上。
遠方から女性一人で運んでくるにはあまりにも重いとのことで、こちらのご家族様は郵送をご利用になりました。
立会い粉骨をご予約いただいた前日に、お骨が弊社まで到着しました。
お電話にて到着の旨をご報告させていただくと、「安心しました。明日はよろしくお願いします。」とお返事をくださいました。
翌日、新幹線でカノンの事務所までお越しくださり、ご主人様のお骨の粉骨のご様子を見守られました。
小さくなったご主人のご遺骨を抱えて、少し仙台を観光してからおいしいものを食べて、新幹線でお帰りになられるとのことでした。
ありがたいことに、カノンには東北地方だけでなく、東京や大阪など遠方から足を運んでくださるご家族様も多くいらっしゃいます。
粉骨の作業はご遺骨量の多い方で数時間お待ちいただくこともありますが、作業は全てご覧いただけますので、そばでずっと見守って頂いてももちろん結構です。
お持ち込みや、立会い粉骨は事前にご予約をお願いいたします。
直接持ち込みでの粉骨ができないところも…
全国にある粉骨業者の中には遺骨の持ち込みや立会い粉骨をお断りしているところも見受けられます。
郵送のみでの受付をしているところや、遺族の方の立会いは出来ないところ、立会いには別途料金がかかるところなど、会社によってサービス内容は様々です。
他社様が立会い粉骨をお断りしている理由として「場所を公開するとセキュリティ上の問題がある」と明示しているところもありますが、しっかりと鍵をかけてセキュリティ管理を行えば、特に住所を公開しない理由には当たらないように感じます…。実際のところはどうなのでしょう。
持ち込みができない本当のところは…
いくつかの粉骨業者において、遺骨の持ち込みや立会いを不可としているところもあります。その理由については以下のようなものが挙げられるでしょう。
・自宅を使用している場合やバーチャルオフィスを使用している場合
・事務所として利用できない賃貸で事業を行っている場合
・お客様を迎え入れる店構えを作るコストを掛けない
・接客には手間と時間がかかるから
来客用の事務所を維持するための費用を抑えるというハード面の理由や、接客を行うのが大変というのも本音のところかもしれません。
なぜそう思うのかと言えば、
実際にカノンを開業する際に遺骨の持ち込みはできるようにした方が良いのか、事務所の住所を公開しても問題はないか、などを含めて私自身も考えたことがあるからです。
考えた結果、カノンは常にお客様に寄り添う会社でありたい。
立会いしてもらった方が安心してもらえるはず。
というのが答えでした。
今までお越しになられた沢山のご家族は様々な思いを持って粉骨にいらっしゃいます。
明るく見送りたいと、笑顔で故人の思い出話をしながら立ち会わる方。
まだまだ寂しさが大きく、涙されながら粉骨を見守られる方。
「疎遠な人だったので・・・」とあまり故人のお話をされない方。
それぞれのご家族様のお気持ちやご事情を汲みながら、弊社では丁寧に粉骨の作業を進めさせていただいております。
粉骨は信頼のできるところにお願いましょう
大切な人の遺骨を任せする業者です。
粉骨業者がどのようなところなのか、どのような人が行なっているのか。
場所、価格、サービス内容・・・いろいろな要因を多面的に見て、一番ご自身のご希望に合った形の粉骨業者を選ばれると良いでしょう。
「丁寧に扱ってくれるなら、遺骨は郵送でも、立会い無しでも構わない。」
「なるべくなら郵送は使いたくない。自分の手で持ち込みたいし持ち帰りたい。」
「どのように粉骨をされるのか見守っていたい。」
など、さまざまなお考えがあります。
単に持ち込みが出来ない他社様を批判をしているわけではありません。
持ち込みが出来ないところはもしかすると、接客や事務所維持のコストを抑える分だけ、価格が安いのかもしれません。
ウェブ上には情報があふれています。
弊社としては、お客様自身が公平な判断ができるような情報をもって粉骨や散骨を依頼することができれば良いと思っています。