故人や先祖の供養の仕方が多様化し、「粉骨」や「手元供養」「海洋散骨」などの言葉を目にする機会が増えた方も多いのではないでしょうか?
つい先日も、フジテレビのとくダネ!にて、海洋散骨の話題が取り上げられていました。
また、新しいドラマの宣伝で番組に出ていた唐沢寿明さんが、奥様の山口智子さんとのお話になり、
「僕は、一緒のお墓に入ろうか、みたいな話をしたんだけど、奥さんが『私は散骨でいい』って言われたんだよ。」
というエピソードをおっしゃっていました。
供養の方法に様々な選択肢が出ているのは、ペットも同じです。
粉骨や海洋散骨を行う専門業者が増えてきている中で、プランの1つとしてペットの粉骨も行うところも多くあります。
「ただ、人と同じように丁寧に行ってくれるのかな?」
とご不安になるというお声も聞きます。
家族の一員であることに人もペットも違いはありません。
カノンでは、ペットを亡くした方の気持ちに寄り添う姿勢で、ご家族様それぞれと向き合いながら粉骨や散骨のお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
本記事では、ペット粉骨を行っているカノンのご紹介や他の業者様との違いどんな人が行っているかについてご紹介させて頂きます。
ペット粉骨を依頼できるお店カノン
宮城県仙台市にある「カノン」では、全国から粉骨のご依頼をいただいております。
「ちょっと仙台まで行くのは遠いな・・・」
という場合には、ゆうパックでのお引き渡しにて粉骨を行わせていただいておりますが、
ありがたいことに、青森県や岩手県などの東北のみならず、中には埼玉・栃木・東京・石川・長野・兵庫・大阪・静岡など、遠くからも、大切なペットちゃんのご遺骨をご持参なさって、立会い粉骨にお越しになる方もいらっしゃいます。
カノンでは、お越しいただければ粉骨作業の様子を直接ご覧になることができます。
遺骨を目にすることがお辛い場合は待合室でお待ちいただくことも可能です。
大切なペットの遺骨はどんな人が扱うのか。 雑に扱われたりはしないだろうか。 取り違えが起こったり、別の遺骨が送られてきた…
単に粉骨すると言っても粉骨や散骨業者によって違いもありますので、いろいろな業者と比較して依頼されるのが一番です。
弊社カノンでは粉骨後に長期保管されることも踏まえてUVによる殺菌と真空パックを行っています。
また、いつか散骨するというその時にも内袋は散骨しやすいような水溶性の袋に入れてから真空パックを行っています。
自宅に保管されている遺骨であっても、遺骨の水分量が高い場合には、粉骨前にしっかりと乾燥(無料)を行ってから粉骨するので状態良く保管していただくことができます。
ご希望があれば、粉骨の前に遺骨の一部を形あるまま別にとっておくことも可能です。
粉骨せずに、遺骨を他のペット用の骨壷に移し替えたいという場合でも大丈夫です。
遠慮せずにおっしゃってください。
自分たちもペットを亡くし、遺骨をどうしようか悩んだ経験がある。
だからこそ丁寧に、そして安心してもらえるサービスを提供したいと思って毎日この仕事をしています。
スタッフは皆ペットロス経験あり。犬・猫好きしかいません
カノンでペット粉骨を行わせていただくスタッフは、みんな動物が大好き。
そして、カノンのスタッフは皆、ペットロスの経験者です。
ペットを亡くした時の本当の悲しみは、本人にしか分からないかもしれません。
悲壮の中で心中を察してくれない他者から傷つけられてしまったというご経験があるスタッフもいます。
私自身も、年を取った愛犬に対して見ず知らずの他人から
「ずいぶん年だね。もうすぐ逝っちゃうのかな。」と言われたり
「たかが犬のことであんまりメソメソするな」
などという心ない言葉にに傷つけられたこともありました。
私達は、かけがえのない家族の一員であるペットを共に偲び、丁寧にご供養のお手伝いをさせていただき、ご家族様に安心していただきたいと思っています。
飼っていた愛犬の遺骨を粉骨した私の話
我が家で飼っていた愛犬も、現在粉骨をして自宅にて手元供養をしています。
粉骨にした理由は、お骨壷がとても大きかったことが一番の理由です。
大型犬でしたので、6寸という人並みに大きなお骨壷に入っていました。
また、永く自宅に置いておきたいという希望もあったため、カビから守るためにも粉骨にしました。
粉骨にしたのは、愛犬が亡くなってから3年後でした。
ただ、全てを粉骨するのではなく、尻尾や歯のお骨の一部は形のまま取っておき、残りを粉骨にしました。
粉骨にするときは、たとえ3年経っていても涙が出ました。どこのお骨を見ても、愛犬の在りし日の姿が浮かんで・・・
粉骨後、小型犬や猫ちゃんのご遺骨通常納められるサイズのお骨壷の大きさになって、一安心したのを覚えています。
現在、我が家には2代目の愛犬がいますが、もちろん先代の子の遺骨は自宅で引き続き供養をしています。その子との生活も、これからもそばで見守っていてほしいなという思いです。
愛犬の遺骨をパウダー加工する
私自身が実際に行った愛犬の遺骨のパウダー加工についての詳細や、カノンをご利用なさった家族の方がどのような理由や、どのような思いで粉骨を行ったかを詳しく記した記事がございます。
カノンでは、ペットの遺骨をパウダー状に加工してお返しいたします。 弊社にパウダー加工(粉骨)をご依頼する際の流れや内容に…
愛犬の粉骨をご検討中の方は、こちらも参考にしてみていただけたらと思います。
自分でペットの遺骨を粉骨することはできる?
ペットのご遺骨の粉骨を検討されていらっしゃる方から問合せをいただき、
「粉骨って自分でも出来るものですか?」
とご質問をいただくこともございます。
詳細はこちらからご覧になってみてください。
自分で粉骨するのはハナから難しいのでお願いしますという方は、どうぞカノンへご相談ください。
粉骨後の愛犬の骨壷のサイズ
粉骨をした後のお骨はどのくらいの大きさになるのでしょうか。
小さな箱に収められるのでしょうか。手のひらサイズになるのでしょうか。
もちろんそもそもの遺骨の量によってサイズは変わりますが、目安としてこのくらいという量が知りたい方はこちらの記事をご参考になさってみてください。